チェンソーマン

【チェンソーマン】クァンシという最強の殺し屋について分かっていること。

チェンソーマンに登場してきた敵で最も強い人間はクァンシではないでしょうか。

もっとも、武器人間なので明確には人間ではありません。

しかし、生身の状態でも恐ろしい程の強さを誇る彼女は

全人類が素手で殴り合う競技があれば、世界一

と評されます。

 

今回は、中国が誇る最強の殺し屋クァンシについて深堀します。

クァンシとは

中国が送ってきた刺客です。

作中ではデンジの心臓を奪うために日本にやってきました。

スレンダーな見た目で、誇り高い性格です。自分が気を許していない人間には分厚い壁を作るようですが、自身が信頼するものに対しては大きな愛情を注ぎます。

カリスマ性もあり、彼女の周りにいる魔人ガールズからは絶大の信頼を得ています。

同性愛者である描写があり、日ごろは魔人ガールズと交わっているようです。

クァンシの能力

最初のデビルハンターと呼ばれています。

相当に年をとっていますが、武器人間の性質か全盛期のまま姿が変わっていません。

そして、その実力も恐らく全盛期のままです。

クァンシの戦闘スタイルは一言で言えば『無双』です。

群がっている敵を駆け抜け、鋭い刃で敵を一閃します。

描写として

死体がしゃべっている

という描写があり、これはクァンシの剣によって切られた部分があまりにもキレイだからこそ、切られた方も自身の体が真っ二つになっていることに気づかない。という状況です。

作中では障害物の多い街中で、溢れんばかりの敵を瞬く間に切り伏せてしまいました。

通り抜けた時クァンシの刃はボロボロで、どれだけ多くの敵を切り伏せたのか、非常に分かりやすく伝わってきます。

クァンシと武器人間

素の状態でも圧倒的な強さですが、武器人間となることが出来ます。

そして武器人間になってからが、クァンシの本領です。

クァンシの武器人間は矢を用いて戦います。

狩人と呼ばれるその戦闘スタイルは、非常に狡猾であり、厄介そのものです。

武器人間の中でもレゼと並んでツートップと言えますが、レゼのような計算された強さではなく、圧倒的な経験則に裏打ちされた強さがあります。

そのため、多少弱点を突いても動じなかったり、窮地に立たされても打開する力があります。

 

また、矢を用いた戦闘は小回りが利き街中などの障害物が多い場所で真価を発揮します。

矢の武器人間の能力

能力は2つあり、

  • 姿を消す
  • 矢を放つ

となっています。

姿を消す

これがこの武器人間の最も強力な点です。

姿が見えないので、敵に不意打ちをすることは簡単です。その一方で敵の攻撃はなかなか当たりません。

見えない狩人

と呼ばれる、戦闘スタイルは攻防一体で、一対一でクァンシを倒すことはかなり厳しいです。

矢を放つ

メインウェポンです。

クァンシから放たれる矢は、まるで雨のように降り注ぎ弾幕をはります。

物量作戦で相手を圧倒しますが一本一本の威力も相当に高く、命中すれば風穴があきます。

強さの根幹となるもの。

強力な武器を持つクァンシですが、強さの根幹となっているのは結局

戦いの中に身を投じてきた経験則になると思われます。

最初のデビルハンターと呼ばれるクァンシはあらゆる状況でも動じることがなく、地獄に行ったときでさえも全く動じていませんでした。

デンジが人間人形を切り倒すことを戸惑っている時には

人形が人の真似をしているだけだ

馬鹿になれデンノコ

という助言をして、デンジをアシストをします。

 

戦闘において生じる迷いを割り切る手段を持ち合わせることが伺えるシーンです。

クァンシの愛人たちについて。

クァンシには魔人ガールズと呼ばれる取り巻きがいます。

クァンシは特殊な性癖を持っている人物で、とりわけ魔人の女の子たちを周りに侍らせています。

お互いの信頼関係はかなりモノで、クァンシは自身が犠牲になってでも彼女たちを守ろうとします。

恋人であり、姉妹であり、母親でもある。そんな特別な関係性を築きます。

ロン

龍の魔人と思われます。

戦闘手段は口から火を吐くことが描写されています。

しかし、戦闘は超一流というわけでもなく、岸辺に倒されてしまいます。

その後も闇の悪魔との交戦で命を落としました。

ピンツィ

何の悪魔は詳細不明です。

しかし、解析能力を持っており、どんな悪魔と契約しているのか見透かす力があります。

戦闘ではなく、サポート向きの魔人でしょうか。

おしゃべり好きのお調子者でしたが、闇の悪魔との交戦によって死亡。

コスモ

宇宙の魔人です。

精神攻撃を得意とします。

これは実力で倒すことが困難な敵に効果的に活用できます。

一度相手を脳内に引きずり込むことが出来れば、宇宙の知識全てを頭に流し込まれ、

最終的にハロウィンとしか考えられなくなる。

という、恐ろしい力を持ちます。

ツギハギ

最初から最後まで能力も正式な名前も分かりませんでした。

しかし、瀕死のクァンシをよみがえらせたり、地味な活躍を見せています。

クァンシの最期について。

最強の武器人間のクァンシですが、最後はあっけなかったです。

デンジと共闘して人形の悪魔を倒しますが、その後即座にデンジを裏切り、首をはね落とします。

しかし、そこからすぐに表れたマキマによって瞬殺されてしまいます。

マキマが現れたその際、クァンシは即降参しました。しかし、それを聞き入れる前に首と胴体が泣き別れとなり倒されます。

しかし不死身の武器人間。

一見すると、このシーンで殺されたかのように思われます。

しかし、クァンシは武器人間で不死身なので命を落としてはいませんでした。

その後はマキマに捉えられて、忠実なしもべとしてチェンソーマンの討伐に参加することになりました。

この時、かつてのような気高さはなく完璧に洗脳されていることから支配の悪魔の強力さが伺えます。

【チェンソーマン】マキマさんは最強の敵ではない?ラスボスとしての立ち位置。

最強の武器人間ではありましたが、地獄のヒーローが相手ではなすすべもなくまるで相手になりませんでした。

このことから、上には上がいることが分かります。

クァンシからわかる武器人間の特徴

クァンシはデビルハンターとして活動していました。

最初のデビルハンター

ということで、伝説のような存在だと言え、ドイツのサンタクロースにも知れ渡っていました。

作中の名言はありませんが、デビルハンターは恐らく世界中に点在しているのだと思われます。そしてクァンシは世界に名の知れたデビルハンターであることは間違いなさそうです。

そして、実は過去に岸部ともバディを組んでいます。

岸部は50歳を超えていますが岸辺がバディを組んだときからクァンシの見た目は一切変わっていません。岸部がクァンシと初めてバディを組んだときの年齢は見た感じ20~25歳ぐらいです。少なくとも30年近くは経過していますが変化なしです。

そのことから、

武器人間は年を取らないのではないか

という考察が建てられます。

【チェンソーマン】武器人間の全てを解説。設定や正体について。

クァンシの役割

最後にこれを書いて終わろうと思います。

作中におけるクァンシの役割についてです。

この作品はそれぞれのキャラクターに配役が成されており、それらのキャラが動くことで話が進むようになっています。

では、クァンシはどういった役割をもって登場したのでしょうか。個人的に思うことを書けば、

チェンソーマンの心臓がどれだけ大きな価値を持つか

これを読者に伝えるために現れたのではないかと思います。

 

クァンシを初め、ドイツからはサンタクロース、アメリカからは3兄弟、ソ連からはレゼ。

世界は恐らくその国で最強の刺客を送ってきたのではないかと思います。

なぜ、最強であるかと言えるのかと言えば、

岸辺とマキマの会話から分かります。

こっちに来るビッグネームは彼女だけではない

軽快すべきはドイツのサンタクロース

と言った会話から、恐らくある程度裏世界の情報に詳しい人間ならば、どの国にどういった使い手がいるのかわかっているのだと思います。

そして、その中でも腕利きの猛者が来ることを予測しているのです。

日本に来る刺客の名前がある程度予測できていることから、恐らくはその国でも腕利きであることが分かります。

それに加えて、世界各国はデンジの心臓を奪還するために、死に物狂いだったことが描写から見て取れます。

それは、アメリカの大統領が

アメリカ国民の寿命一年を引き換えに銃の悪魔を召喚した

という事実からも見て取れます。

 

そう考えれば、各国から送られてくる刺客はその国が出せる最強の刺客ではないかと、推測が建てられます。

そして、そういった刺客が送られてくるということは、やはりデンジの心臓の価値がある程度浮き彫りになってきたりします。

最終的にデンジの心臓奪還に失敗した世界各国はアメリカを除き

最悪の平和

を受け入れることにしています。

 

アメリカは銃の悪魔を呼び出し、マキマ討伐に打って出ます。

【チェンソーマン】登場した最強クラスの悪魔まとめ。誰が最強なのか。

クァンシまとめ

  • 武器人間の中では恐らく最強
  • 素の能力も作中ではトップレベル
  • 同性愛者である
  • 最初のデビルハンター

上がとにかくはクァンシをまとめたモノになります。

世界の裏で暗躍している描写があったので色々なことを知ってそうでしたが、他のキャラクター同様になぞを背負ったまま死亡しました。

チェンソーマンは謎が謎のまま第1部が終了した作品なので、続編を熱望してしまいます。

-チェンソーマン

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